言いたいことは何でも言えばいいってもんじゃないというのが我が哲学。されど、言わずにいられないことも多々あってね。京の夜、昔、祇園の片隅、今、四条大宮の片隅で。
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「このジャンル(デリヘル)が好きだから」
「風俗関係の業務はお金になるから」
その程度の理由でデリヘル業務に携わっている行政書士には依頼をすべきではない。プロならば、もっと上乗せの理由があって然るべきだと思う。
一言いうなら、「世界は表もあれば裏もある」。僕はずっと表と裏のボーダーラインで生きてきた。今は行政書士あるいは社会保険労務士としての立ち位置で、やはりボーダーラインにいる。
「デリヘルが好きだから開業するんだろ」
そんな無神経な発想しか持たない行政書士にも依頼すべきでない。
そこにいる理由。そこにいなければならない理由。そこに向かわねばならぬ理由。一言でいえるはずがない。想像できないヤツらに限って、自分はいつも安全な傍観者。そう、例えば望遠レンズで被写体を捉え、眺めているようなポジション。
確かめてみるといい。そんなヤツら、きっとニヤついた表情しているからさ。比べて僕は、いつだって緊迫感を持っていたい。当たり前だろ。本来、そうであるべきジャンルなのだから。
(2009.11.7)
金はない。当たり前だ。好きなことやってるから。
それでもなんとかなっている。家族もいるさ。ストレスなんかありゃしない。人に使われてもいやしない。
俺が好きな連中もそうだった。むしろ、いつしか仲間入りできたような感覚を嬉しく思おう。
鬱陶しいことは多々あるさ。所詮は狭い業界、狭い土地柄、横からチャチ入れてくるヤツもいる。
されど、今さら自分のスタイル、ポジションを変える気は毛頭ない。変えられもしないだろう。
今さらしょうもない生き方をしたら、昔の女に、そして今の女に笑われるから。